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解像度=映像の綺麗さではない!?

前回に引き続き、解像度について解説させていただきます。

「解像度(動画サイズ)が大きいほど映像が綺麗」だと勘違いしている方がとても多いのですが、それは完全な間違いです。

4Kよりも、綺麗なフルHDが存在するんです!

我々が目にするほとんどの映像は、データ容量を抑えるために「圧縮」が施されています。

テレビで見る映像も、iphoneで撮影した動画も、ホームビデオもすべて圧縮された状態の映像を我々は見ているのです。

その圧縮方式には様々な種類があり、圧縮する量(圧縮率)も制作者が任意に調整することが可能なのです。

ですので、同じフルHD(1920×1080)であったとしても、圧縮率が低ければ綺麗な映像になりますが、反対に圧縮率が高ければ荒れた映像になってしまうわけです。

私も、以前クライアント様に、「6メガ以内で納品して!」と言われたことがあり、かなり試行錯誤を繰り返し映像を圧縮した経験があります。

6メガと言えばiphoneで撮影した静止画1枚分ぐらいの容量なんです、、、

1分間の映像で1秒30コマだとすると、静止画が1800枚あるのと同じ計算になるわけですが、それを6メガにするというのはかなり絶望的な数字だということはお分かりいただけると思います。

ちなみに、その6Mで納品した映像がこちら↓

6Mにしてはそこそこ綺麗な映像になっていると思いませんか?私も絶対無理だと思っていたのですが、なんとかたどり着いたのがこの画質です。

このように画質を落とすことなく、いかにデータ容量を軽くするかというのも制作者の腕の見せ所になるということです。

圧縮方式についても順次解説していきますので、これからもFIMSブログよろしくお願いいたします。

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