H.264圧縮を実際にやってみた!
みなさん、おはようございます。
今回は前回に続き、私の大好きなh264圧縮の実践編です。
私が持っている素材を使って、実際にh264圧縮をやってみましょう!
圧縮に使用するソフトウェアは、
「Adobe Media Encoder CC 2015」です。
使用する素材は私がすべてAfterEffectsで作成して、Apple Proress 422で書き出した解像度1920×1080、尺1分10秒の素材です。
データ容量は、1.07G。
ちなみに、標準のQickTime Playerでも、「ウインドウ」タブから「ムービーインスペクタを表示」をクリックすると、
このような画面が現れます。
これによってその動画のフォーマットを詳しく見ることができます。
※Apple Proress 422圧縮について、ざっくりと解説すると、「画質はめちゃくちゃ綺麗だけど、容量はそれなりに重たくなる、Appleが開発した圧縮フォーマットです。」
この圧縮も非常によく使われるので覚えておきましょう!
では、これをh.264圧縮するとどうなるのか、さっそくやってみましょう!
形式→「QuickTime」
ビデオコーデック→「H.264」
ここで注意するのが、「品質」という項目あります。
ここが非常に重要になります。
数字が100に近いほど、品質が高くなりますが、その分データ容量も大きくなります。
素材にもよるので一概には言えないですが、85ぐらいまでであれば画質的に耐えてくれるイメージです。
まずは「100」で書き出してみます。
ではこの設定で書き出しスタート!
結果が、
727.1Mでした!
あんまり変わってない!!!
Aple Proress422の時点である程度圧縮されているので、そこまで容量は小さくなりませんでしたね、、、
ただし、データレートが低くなっているのが分かります。
データレートを落とすことで、全体の容量も小さくなるんですね 。
では、先ほどの「品質」の数値を85にしてみます。
さらに、サイズも640×360に小さくして書き出しなおしてみましょう。
すると、
101.3MBまで減りました!
元データのサイズからすると、約10分の1の容量にまで減らすことが出来ました。
この二つの映像から静止画を切り出して、
どのくらい違うかくらべてみると、
このぐらい画質に差がでました。
(小さくて分かりにくかったらすみません、、)
いかがでしたでしょうか?
自分がどのぐらいの画質で、どのぐらいの容量にしたいかをまず決めて、
それに合わせて映像圧縮をやっていくという流れになります。
ではまた次回お会いしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。